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to the unknown ground

ゆっくり、あるきはじめよう。 はじめのいーっぽ!!

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Category: Uzbekistan

西の果て、アラル海

西へ西へ向かおう
次の目的地はアラル海

アラル海は20世紀最大の環境被害と言われてる
50年前から見てその面積の大方は消滅してる
原因はソビエト時代の過剰な灌漑事業と地球温暖化

ウズベクに入ってから、両親が進行してるアラル海消滅の新聞記事をスカイプで見せてくれた
話を聞くまで全く知らなかった私達
知らなかったのなら、行ってみようここまで!!

と意気込んでブハラ脱出をしようとしていたけど
実はここでこの旅最大のミステイクを犯してしまった…


なーーんと、電車のチケット間違えちゃったのね~~~~~ん


ウズは日本の1.2倍もでかいのだ
見どころが点在してる為に大半の旅人はウズベク横断する事になる
西の起点はウルゲンチ
そこまでは列車が走ってるという事だけど、、

ちょっと地図みてみて
①

余裕をぶっこいて3日前に取った切符は
今いるブハラ発ではなく…120kmも離れたナヴォイって町発だったのだ

何それ!?
そんなの知らない!!!!
ブハラで買ったチケットなのに、ブハラ発じゃなかった!!!

当然のように思って「ブハラ発ですよね?」って確認しなかった私が悪いんだけど
「じゃ、ブハラからナヴォイまでの切符もついでに買いますか?」とは窓口の人は言ってくれなかった…

おーまいがっ
なんて初歩的ミス…

深夜23時を過ぎて困り果てたブハラの駅で
結局は一番高い方法のTAXIチャーターを100$をする事に
またブハラに一泊して再出発する元気は、さすがになかった…


バスが時間通りに来ないとか
情報通りの便が無いとか
予定より大幅に遅れるとか
そんな話はざらにあるし、ありすぎてそんなのは別に問題にはならない
でもまさか自分の買ったチケットが120kmも離れた場所のチケットだなんて!!

けれど、出発直前の別駅の切符を3割返金してくれたブハラの駅員さん
に英語で一生懸命通訳して交渉してくれたTAXIのおっちゃん
お陰様で事なきを得ました
ありがとう、ウズの人の優しさ染み入るなりなり


ともかくほっと一安心で深夜ブハラを出発仕切り直しの我らでした
砂漠を時速120kmで突っ走るTAXIから見る朝焼け
②

砂漠化って言うのは急激になるもんじゃなくて徐々に徐々に砂に埋もれていくんだと思う
走る道路も両サイドから気が付けば砂に追い込まれてる

しかしどこの国でもドライバーはぶっ飛ばすもんだ
このドライバーも器用に反対車線をぶっ飛ばしてどんどん車を抜かしてく
でもそれもまた慣れるもので、ウズベクミュージックがかかる車内で毛布にくるまって爆睡
ブハラ→ウルゲンチは砂漠の悪路って聞いてたけど、インドの山奥に比べたら赤子をあやすようなもんじゃ
チケット間違い事件発生から慌てふためいての2時間後にはぐっすりなのです


早朝、無事にウルゲンチへ到着し
そこから更に乗り継いでヌクスへと向かった

ウズベキスタンの西側はカラカルパクスタン共和国っていう自治区になってる
首都のヌクスから更に奥に進むと、アラル海の元の湖岸線があったムイナクという町になる

地図で見るこのムイナクの町の際まで
白くなってる部分ぜーんぶが50年前まではアラル海だったのだ
③
とんでもなく広い
この間は地図にも名前がないくらい何にもない


中央アジアを旅して3か月
その先は飛行機を使う為、私達が陸路で来る中央アジア西の終点がこのムイナクになる
思えばスタートした中国ウイグル自治区からここまで、随分遠くまで来たもんだ
④
右手がカシュガル、左手がムイナク
こーんなに遠いのね
地図を見るとその距離がよく分かる



ヌクスの町は小さいながらもバザールは今までにないくらい活気に溢れてた
⑤

⑥

カラカルパクスタン人は、彫の深いウズ人と違ってモンゴリアン系だ
キルギスや日本に近い顔立ち


バザールでは柿を見つけた
日本の柿とおんなじ
⑩

10月に入ってからめっきり冷え込んできた
秋の到来
西瓜がちょっとずつ姿を消して、柿が出てきたのは日本とおんなじで嬉しいな
ついでにプロフの代わりに栗ごはんがあったらいいんだけど


この日泊まったのは宿の中庭にある遊牧民のユルタ
⑪
隙間風が吹くユルタはもうこの季節は結構寒い
よいしょと足を上げてみるけど、もう現役とは程遠いな…とほほ



翌日早朝、ムイナク行のローカルバスに乗った
バスの中はみーんなカラカルパク人
⑧

最近一個出来るようになった事がある
「ひまわりの種を上手に食べる事」

みーんな暇つぶしにぽりぽりひまわりの種を食べてる
バスを待つ時、バスの中で
暇があればぽりぽりぽりぽり食べてる
エンドレスに続くぽりぽりだけど、よく見ると現地人ってば超速い!!!

一つ食べるのその速さ0.5秒
ハムスターもびっくりな速さでどんどん殻が増えていく
床はあっという間に殻だらけ

ぽりぽりぽりぽりぽりぽりぽり

大量に買い込んで、バスの中で彼らと一緒にぽりぽりやってみる
よーく観察するとちょっとだけコツが分かる
やっと私は片手で種を食べれるようになった
⑨
コツを教えてくれたみんなは途中砂漠のなーんにもない町で降りていった

ぽりぽりし続けて3時間、バスはムイナクの町へ到着


聞いた話だとムイナクはゴーストタウンだよって話だった
かつてはアラル海の恩恵を受けて漁業や加工食品産業が盛んで栄えた町だったけど
湖岸線の減退につれて人々は職を失い、町は錆びれていったと

確かにバスターミナルは寂しいもんだった

メイン道路の数キロ先に、ムイナクで一番有名な「船の墓場」がある
ここが昔の湖岸線
元アラル海だった場所は今では地平線が見える場所になってた

⑮



下へ降りていくと、昔を偲ぶ船が錆びついたまんまの姿で整列してる

⑯


⑰


⑱


現在の湖岸線はここから更に250km
250kmなんて想像できないくらい分の水が干上がってしまった


下を見たら、今砂漠になってしまった砂に貝殻が沢山あった
⑲



この日はどうしてもこの何にもなくなった場所でしたい事があった

大声で歌を歌う事

持ってきたスピーカーに音源をセットして音を流す
即席カラオケステージの完成だ

久々に大声で歌を歌った

何にもなくなっちゃった場所はでっかいユーラシアのど真ん中な気がする

ちょっと早いかずへの誕生日プレゼントに、地平線に向かって歌う
何にもなくなっちゃった場所は、何かを感じられる場所になると思う


感想、超気持ちよかった!!
あー気持ちよかったとも!!
20.jpg
完全に自己満足である
次もどこかでステージを組もうと思う




帰り道、閑散としているメインロードを歩いていたら
あちこちから子供達が集まってきた
学校帰りの子供達は「ハローハロー」って言いながら他の町と変わらずに元気いっぱい

ゴーストタウンには今も人が沢山住んでいるんだな

もうそろそろ中央アジアの旅もおしまい
西の果てはこんな所でした

何にもなくなっちゃった場所はちょっと感慨深いよ


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Comments

本文と全然関係ないんだけどさ~

アコンって、今シーズンじゃなくて、来シーズン(1年以上先)の話なの??
それだと行けないなぁ・・・

ちなみに近々(3ヶ月以内)に、狙ってるサミット無いの????
今冬なら、時間着く可能性あるんだけどなぁ。。。

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