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to the unknown ground

ゆっくり、あるきはじめよう。 はじめのいーっぽ!!

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Category: 海外登山

ウチテル・ピーク (アラアルチャ国立公園)

2012.8.18-19
day1. アラアルチャ国立公園(2100m)→ラゼック小屋(3200m)
day2. ラゼック小屋→ウチテルピーク(4520m)→ビシュケク


2日で強行軍してしまった
1日に2500mの標高差は筋肉が耐えられません…

この旅が始まっての初めてのピークハント
ようやく踏めた頂!!
何より登頂が嬉しいこの山です



アラアルチャ国立公園はビシュケクから一番近くにある自然公園
距離にして40km
いつも宿から見える白い峰々はこんなに近くにあったんだ!

AM8:30オシュバザールからの265番マルシュに乗れば公園までは直通
1時間もしないで都会と全く違う自然の中に着く

①
これがアラアルチャ国立公園の入口
1人入場料60ソム/車両は1台200ソム

これがゲートかと思いきや、ここから実際の入口までは11kmの道のり
入口で降ろされてしまう為通常はTAXIチャーターを頼む事が多いらしい

もちろんそんな余裕はないのでまたまたキルギスファミリーにお願いをしてみた
ここは渓谷と氷河トレッキングが有名な場所だけれど
キルギスの人にとってはのんびりBBQを楽しむ絶好の場所みたい


実は行く前の情報はまたまた乏しかった
この中に登れそうなピークがある事、小屋泊が出来そうな事までは掴めたけれど
情報を集めるのも中々難しい

たまたま日本人トレッカーに会い、話を聞くとその内の1人がそのピークに登る為今回下見に来ているという
これはチャンス!話を聞かせてもらう

②
ここにはいくつものルートがあるけれど
その多くが4000級の本格的なアルパインクライミングルートになっている
その中で唯一ギア無しで登れるものが「ウチテル・ピーク」
標高4520mのピークだ

今回はテントが無かった
食糧だけと防寒着だけはしっかりと準備してきた
これはいける
いけるかもしれない!

地図を見ると周りは氷河になってる
他のトレッカーは氷河日帰りトレックに来ているとの事だったので
道中一緒に向かう事になった

③

沢沿いを真っ直ぐに向かう事2時間
まばらにあったケルンも無くなりなんだか足元も大分不安定だ…

と思ったら私達はすっかりルートを間違えていたみたい、、
ふと上を見ると崖上に遊歩道が見える!!

いきなり道を誤った5人衆
でも河原歩きはしょっぱなのいい準備運動!


ここまで上がってくるだけでも結構な運動量
他の皆は滝が見えるポイントまできて時間切れで降りる事になる


ここまではファミリーキャンプも多くくるハイキングコース
(間違って沢沿い入っちゃったけど、、)
見上げると急登、ここからが登山開始になっていた

足元はすっかり岩と砂のミックスでズルズル滑る
とにかく滑る
初日にまずは1000m上がるんだもんな、、凄い斜度
横には雪が残る山が近づいてきてる
登るべし、登るべし、登るべし!!

この急登に2時間
中々手厳しいスタートです


視界が開けるとそこは峰々に囲まれたキャンプ地になっていた
④


まず目に入ってきたのは
⑤
山羊?なんだろう
この立派な角
岩場もなんのそのでぴょんぴょん駆け回ってく!


その先にあったのは
⑥
クライミングの練習場!!
小屋のすぐ脇に絶好の場所に張られてる!


実際ここは本当にすごかった
周りを見ればこのファミリーBBQ公園のどこから集まったのかテントだらけ
その数30近い
しかもよく見ると、ザイルにハーネスにピッケルがそこら中に置いてある
後で調べてみると、クライマーの聖地と呼ばれる程に世界中からトレッカーが集まるそう


小屋は今までのようなユルタ(遊牧民式テント)でなく
ザ・山小屋
ここに来てる人達は本当に登る為に来てるんだって
なんだかそれだけでもう気持ちが上がる

小屋の中にはいくつものクライミングルート図が張られてる
⑦
ここで事前トレーニングをしてから4000・5000mの山に登攀するんだ


知りもしないで凄い場所に来てしまった…
でももうアドレナリンは止まらない
よし!!登ろう!初ピーク!!


2日目、早朝6時出発
この日のウチテル・ピークアタックは総勢7名、4パーティー

ガイド付の先発隊を見送ってから登り始める
標高差1200mって、簡単に言うとピークを見上げたら首が痛くなるくらい
小屋にくるまでもかなりの斜度だったけど、断然上回る
バカでかいって思ったゴーキョの巨大丘の倍は登らなきゃいけない

小岩、砂、大岩
色んな箇所がミックスになって都度足を取られる
登りでこんだけ滑るって、下山時考えたら怖すぎる!
少し登ると先の氷河が見える
⑧
朝陽がやっとここまで射してきた

⑨
いい天気


足場を取られ時間をかけての登りなのでそんなに苦しくない
斜度は未だかつてないけど、まだまだいけるよ

⑩
かなりの高度感がある…
一歩ずつ慎重に慎重に


技術的に難しい所は特にない
ただ問題はこのガレガレ
ズルズル地獄
苦節奮闘する事6時間、、


丁度PM12:00、ウチテル・ピーク登頂!

⑪

初めて踏めたピーク
やっぱり今までと気持ちが違う!

先を見ればもうこんな世界
ここから先はノーマルルートではなくなる
⑫

ルートの逆サイは綺麗に雪庇になってる
⑬



のらりくらりしているうちに小雪がチラついてきた
これはまずいまずい

再びズルズル地獄に怯えながら急ぎ足下山する
何度も岩を落としてしまう
対面の山からも絶えず落石と雪崩と、イヤな雷の音


登り6時間
下り2時間半
1200m登り降り
天気も持ち直して無事にBCの小屋まで戻ってこれた

本当ならば小屋に2泊する予定だった
先に下山したパーティーは既に麓まで降りてる
今ならまだ間に合うかも!麓のユルタでのんびり一泊しよう!

と更に3時間…

がんばっちゃったよ麓まで

しかも運よく見つかっちゃったよビシュケク行の車…


そんなこんなで登り始めて14時間後、気がつけばいつものおうちに戻ってたのでありました

なんたる強行軍!!!!
このお礼は翌日の筋肉痛にて
いたい、、そんなに両太腿をイジメないでっっ




やっと踏めたピーク
歩きながら頭の中は山の事でいっぱい
間近で見たクライマー達
アドレナリンは正直だ

一つの山、一つの山が大事なステップで次への布石
次に来るアフリカ・南米でどこまで登れるか
もっと登りたいって頭が反応する
年内にまともに登れるのはこれがもう最後かもしれない
でも、一つ登れてまた意識が変わったのだ

今は野獣のように吠えたいのである
がるるるるーーーーーーーーー!!



今までずっと迷い続けてる事だけど
今の旅中には山道具はほとんど日本に置いてきている
足元も軽登山靴のまま
かずのつま先は効かないし
私のつま先には穴が開いてソールも限界が近い
テントもない、シュラフもない
もちろん冬ギアもお留守番

旅と山を半々に考えるのなら装備の重量は深刻な問題

でもここで一発、装備改正案が可決されそうである
それでもまだ足りないけど、やっぱり登るには最低限必要!


ほしいものいっぱい
日本から輸入しようかなー(トルコ飯田便で)
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