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to the unknown ground

ゆっくり、あるきはじめよう。 はじめのいーっぽ!!

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Category: India

奇跡の地球 ラダックへ

マナリーからラダック地方への陸路入域は
雪解けになる6月から夏季のほんの数か月だけになる

ラダックのあるジャンムーカシミール州はほぼ全域が山岳地帯になっていて
途中何度も4000m・5000m級の峠をジープで超えるという屈指の難関ルートだ

出発前にネットで情報を見ていても、そのハードさは群を抜いてる
ここを超える事が一つのハイライトになっている

とにかく1日で一気に峠越えをする為の高山病と
悪路による車酔いが心配で心配でたまらなかった


出発はAM2:00、同日の夜に着になる
なんでこんな時間に出発するのか
もっと早く出て明るいうちに着けばいいのに

その理由は走り抜けながら実感する事になったのだ



真っ暗なマナリーの町で細々と人が集まり
12人乗りの割と小奇麗なミニバンで出発する

この日は快晴、空にはぽっかり満月
びっくりするぐらい明るい月夜だった

走り始めてすぐに前方に白い壁が見えた
坂道の町に遮られて全く見えてなかったけど、もうすぐ目の前が山だったのだ
稜線がくっきりと鮮やかに満月に照らされてゾクゾクする
怖いぐらい妖艶に

ドライバーはこれまた超暴走
山道なのにカーレースみたいに飛ばす

異様なまでの月夜の美しさとこのスピード
のっけからテンションは上がりっぱなし
怖いくらいの興奮状態を切らさないためにもipodの選曲はガンガンのロックだ
脳内シャウトを繰り返してしょっぱなから3800mの雪山を越えた


雪山を超えるっていうのは
例えれば富士山の山腹に無理やりブルドーザーで道を作ったようなモノ
窓を見ればサイドは車より全然高い雪の壁をほじくってる
室堂トンネルみたい…
車内は一気に零下になり隙間風に凍える

ラダックまでは470kmの道のり
上高地から日本海の親不知までの北アルプス全山縦走を車で走るようなもんだ
平均標高4000m以上、、日本じゃありえない

お尻が浮きながら山を超えると明るくなり始めた

①



最初のパスポートチェックを受け
ちょっとした村を抜ける
なんで一年の半分以上を雪で閉ざされて
外界と遮断される場所に人は住んでるんだろう


バンが急に速度を緩め、クラクションを鳴らす
何やら騒がしい、、

前を見ると…

②
100頭以上の羊に車が囲まれてる!!
これにはみんな大爆笑だった

陽が出ると少しはポカポカと温かくなってきて
なんだか気分もほっこりした


結局出発までに一睡も出来ず、朝陽の中でうとうとしてると
朝ご飯だよ、の声
なんもなーい雪山に囲まれた土道の中で
ひとつのテントが現れた

③

④
こんなとこに茶屋が!!!!!
看板を見ると既に標高は4300m
トラックとバイカーと、人が集まってる

この道はラダックへ抜ける為だけの道
峠がオープンする度にこうやって山道を超える人達の生命線となるキャンプが生まれるんだ
みんな目的は一つだから
なんだか一体感が嬉しい

体調万全ではなかったもののすっかり興奮状態の私に
かずは「美紀は山を見れば元気になるんだね」と
そうみたい、全ての源はそこなんだ


ここから風景は二転三転する
見慣れた雪山の道から気が付けば標高に変化はないのに
雪がなくなり土くれの部分が多くなっていく

⑤


再びチェックポイント
なんてジープが似合う道なんだろう

⑥

⑦


空が近い
そうだ、この青だ

完全に心が大地に開放される
言い表せない気持ちよさ



ぐはーーーーーーー!!
倒立っっ!!
⑬

開脚っっ!!
⑭

頑張りすぎたら酸素足りなひ…


⑧
バイカー達が集まる
最高に恰好いいぜ
負けじにこちらも選曲をエアロスミスにしてみる
ヒーーーハーーーーー!!
飲むのはもちろんスプライト、ぷはーーーーーーーーーーー!!
⑪



道を進むと荒涼感が増す
⑨


およそ人は住めないこんな大地を
車っていう文明の利器はガンガン走る

こんな自然があるんだ
ただひたすら目をまん丸にしてこの景色を焼き付ける
こんな地球に初めて出会った
感動って言葉に出来ないぐらい鳥肌立つ


走り始めて12時間を過ぎた頃
このルート一番の峠を越えた
標高5328mのここは殺風景な砂ばかりの場所だった

⑩


最大の峠を越えて、後は下っていくだけ
景色がどんどん変わっていく
土・岩・岩

⑫



ここで不思議な感覚にとらわれた

この地球という星のこんなに荒くれた大地
奇岩ばかりで生き物の臭いが全くしない
この景色、どこかで感じた事がある

手塚治虫の「火の鳥」創世紀
生物はそこにはなく、その代りにあるのは
土くれや岩達が生命体となったように崩壊と再生の輪廻を繰り返す

それが過去か未来か、地球はずっとそんな姿な気がする
その中で人間の存在ってどれ程のもんなんだろうか…


こんな事を考えてたら猛烈に叫びたくなる

「奇ぃ跡のぉ~~地ぉ球ぃ~~~~~~~♪♪」
          ※このサビは断然桑田派である



壮大な手塚ファンタジーと神秘に打ちひしがれてる合間に
ついにラダックへの入域となった

⑮

やっと人の気配がしてきたと思ってもまだここから中心地のレーまでは50kmもある
そろそろお尻も限界だ


ラダックでは
こんにちはも
ありがとうも
さよならも
全部まとめて「ジュレー」と挨拶する

パスポートチェックのおじさんも穏やかな笑顔で「ジュレー」
温かい響き

⑯


レーまで17時間
長い長い道のりだった

どうして深夜二時にジープが出発したのか
きっと地球を丸一日堪能する為だったんだね


⑰


長年の憧れの地、ラダック
無事に到着也





















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Comments

「奇ぃ跡のぉ~~地ぉ球ぃ~~~~~~~♪♪」桑田派

笑ったよ!なんでそのタイミングでこの歌詞でてくるんの笑!?

でも、確かに、あんな地球の果てみたいな風景見たら、

「奇ぃ跡のぉ~~地ぉ球ぃ~~~~~~~♪♪」桜井派

だね!間違いないね笑!!




• Re: よっし
でしょでしょ!!
いやー桑田&桜井出てきちゃったよ
単にこの曲が好きだからなんだけどね^^

よっしーが桜井派なら今度ハモっとこう!!
しかし本当にすごいとこだよここは…
乾燥しきった大地で私のお肌はもうボロボロちゃんだけどね…


> 「奇ぃ跡のぉ~~地ぉ球ぃ~~~~~~~♪♪」桑田派
>
> 笑ったよ!なんでそのタイミングでこの歌詞でてくるんの笑!?
>
> でも、確かに、あんな地球の果てみたいな風景見たら、
>
> 「奇ぃ跡のぉ~~地ぉ球ぃ~~~~~~~♪♪」桜井派
>
> だね!間違いないね笑!!

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そう、ずっと地球を歩きたかった。

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