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to the unknown ground

ゆっくり、あるきはじめよう。 はじめのいーっぽ!!

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Category: 海外登山

Santa Cruz Trekking

2014.6.1-4
Day1. Huaraz→Vaqueria村(3700m)→Paria(3825m)
Day2. Paria→PuntaUnion峠(4750m)→Taulipampa(4200m)
Day3. Taulipampa→AlpamayoBC→Paqcha(3550m)
Day4. Paqcha→Cashapampa村(2900m)→Huaraz


アンデス山脈の中枢、ペルー・ブランカ山群
麓のワラスの町からはどんと白い峰々が見渡せる
ここは、ある意味ヒマラヤ以上に、山好きにはたまらない場所

幾つものトレッキングルートを持つワラスだけれど
その中で一番有名なのは、サンタクルス谷トレック
ブランカ山群のど真ん中を歩く絶景のトレッキングだ
登山会社に聞いて見ると、自分達でテントを背負って行けるよ~との事
久しぶりにやっちゃいますか、自分の足で歩く自力トレッキング!


出発は、ワラスを朝6時
テントに食料をたんまり詰め込んだ大きなザックを背負って
コレクティーボと呼ばれるローカルの相乗りのバンに乗り込む
隣町のユンガイまでは1時間の道のり
そしてユンガイから、奥地のバケリア村まで行くコレクティーボに乗り換える

①
バンの中は荷物を沢山持った地元民でいっぱい
中には生きたまんまのコケコッコーも一緒にいたりする


この道は3回目
69湖、ピスコ登山、滞在2週間ですっかり慣れたもの
何回通っても、最高の景色の峠道

道中には立派な国立公園事務所がある
ここで入場チケットを購入したり、チェックを受けたりするんだけれど
ふと降ろされた私達

「ガイドがないと、この先は行けないよ」 と係員にあっさり。

えぇぇえええええ!!!?
登山会社は大丈夫って言ってたけど、自力で行ってる人の情報もあったけれど!!
ダメなの!?そうなの!?困るーーーーけど!!

同じコレクティーボには同じように、自力トレッキングをしようと来てたアメリカ人2人組も一緒に
えぇぇぇ!?そんな話聞いてないよーーって

ドライバーのおっちゃんはあっさりとダメならこの先は乗せられないよ、と私達を降ろし
更にはこの近距離なのに法外な乗車料金を請求され
えぇーーーーー、そんなーーーー、こんな所で困るーーーーーーー・・・・と私達4人。


意気揚々とトレッキングに向かおうとしていた早朝
まさかのトラブル、のっけから大問題だ

と、そこに通りかかったのは、同じくサンタクルストレッキングに向かうツアーの車
中にいるガイドが話しかけてくる
困った私達はどうにかならないものかーと相談をもちかける

の結果。

このツアーに追加させてもらう、という名目で「ガイド付」を突破させてもらう事にしたのだ
といっても名目
この先にもあるチェックポストを抜ける為、ガイドの名前をイワユル「名義貸し」させてもらう
の名義貸しの為に言われた費用は、なんと一日一人10ドルね、、って事は80ドル!!?

なんとーーーーーー!タダで行けると思ってたトレッキングは予想外の大出費!!
でもこの状況でこれ以上の策はなく、泣く泣く80ドルをガイドに支払った日本人+アメリカ人


ふーーーー。。。
どうにかなった

世の中、金ですな。。


でも、何はともあれ無事に行けそうだ!良かった良かった!
立派なツアーバンに相乗りをさせてもらって出発再開~♪

では、今回の地図をば。
じゃん!(気合入ってます)
サンタクルス谷2

バンは快調に道を進み、69湖を超え更に奥へ向かう
ブランカ山群はいくつかのまとまった山塊になっていて、その間が谷になって山塊を繋ぐようになっている
その中の一つがサンタクルス谷なのだ
サンタクルスへ向かう最初のスタート地点はバケリア村

いきなり最初から峠を越えて、裏側へ回っていく
走る標高は4600mを超える
今まで見てきた山々が目線は同じに、最高の峠越え

ついこの間登ったピスコ峰がキレイに(右から2つ目)
③

こちらバックはペルー最高峰のワスカラン!
④

凄いところを走っている


バケリア村に着いた時はお昼の12時
ワラスの町を出発してから6時間
色々あったもんだからすっかりぐったりしてしまった・・


気を取り直して、歩きはじめるよー!
ここからスタート!
⑤

村の中を突っ切ってく
畑と民家の間を歩く、気持ちいい最初の道
⑥

⑦

途中、他のトレッカー客の為に村人達が歌を歌って歓迎しているところに遭遇した
⑧

風景はアジアを思い起こす田園風景なのに、ふと人を見るとインディヘナのおばちゃん達
一瞬ここがどこか分からなくなるけれど、ここはアンデスの懐なのだ


村の外れにチェックポストがあって、ツアー一行とほぼ一緒に歩いてた私達は
ガイドが説明してくれて、無事に通過成功
いやー、でもチェックも中々厳しいよ、ワスカラン国立公園様。

この日は出発が遅れたこともあって
キャンプ場に到着したのは夕方5時
日が落ちる直前に滑り込みセーフ
⑨
慌ててパスタの簡単な食事を作って、テントに潜り込む

ドタバタな初日、これからどーなる事やらやら



2日目
起床5時半、気合十分に動き出す
この日はメインの峠越えがある、標高はぐっと上がって4750mだ

今日は登るぞーーとやる気満々
川沿いを上がっていくと、視界が開けてくる
朝はあいにくのどんよりだったのが、段々と抜けていく雲が幻想的
⑩

⑪

じんわりと登りはキツく、ゆっくりゆっくり歩く

目の前に、タウジラフ峰の右端が見える
⑫

アンデスの山が凄い!と思うのは、間近に迫ること
ヒマラヤの8000m峰はもちろんケタ違いに凄い
でもそれは凄すぎて、馬鹿デカイ山脈の中にぽつんと自分が降り立ったような気がするけれど
アンデスは6000m級が近い
アプローチも良いから車道からすぐ近くに、手の届きそうな所に6000m峰が集まってる
ガイドが言うにはどの山も結構登れるよ、って事
現に6000m峰が3~4日で登れちゃうのはここならでは

こんなに凄いのに、何故か身近に感じられるアンデス
すっかり私はこの南米の山脈の虜なのである
頭の中は次はどこを目指そうか、なんて事を考えている

いやぁ、タウジラフ、かっこいいなぁ
⑬

結構ぜーぜーになって登る事5時間
最後の石段を越えたら、細い岩場に狭まれた視界が開けた

プンタ・ユニオン峠だ!!
⑭

気がつけば、周りはいっぱいのトレッカー達
標高4750m、目の前はサンタクルス谷!
⑮

この峠は凄かった
目の前を突き抜ける谷に、両サイドに幾つも山が連なり
その全部がここから見れる最高のポイント

アンテソンラフの雄姿があって
⑯

湖の青と空の青に、白が映える
⑰


超絶景のここで、みんなお疲れ様でお昼を食べる
いやー最高のランチタイムでしょう
⑱

外人ってば画になりすぎる・・
⑲

⑳

私があんまり外人外人言うもんだから、かずも負けじと挑戦
(外人調に)
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嫁の感想 「やっぱ外人がいい・・・」


周りを良く見ると、ツアー客以外に結構な数の、ガイドなし単独行がいた
うちらは密かに「密入国者」と呼んでいた(自分達もだけど)
どうやって入ったの!?って聞くと
こっそり強引に入ってきたよーとか、お願いしたら係員が入れてくれたよーとか様々
私達が入った状況では無理かもって思ったけど、皆色々な手段でサンタクルスには入域してるよう


サンタクルス、絶景也。
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素晴らしいのはこの天候
ワラスはベストシーズンが5月中旬から8月という
この時6月頭だったのにも関わらず、全くぶれないこの安定した天候
久しぶりにベストシーズンに足を踏み入れたけれど
やっぱり青空は山の魅力を10倍増しにしてくれる

日中は暖かく、緑濃く、花が咲き
どのアルプスにも勝るくらい美しい谷だった

26


2日目のキャンプ場は、谷あいの気持ちい場所に広がる最高の場所だった
団体のテント村がぽつぽつと可愛らしくカラフル
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ロバいたーーーー!
(ロバは目に入れても痛くないくらい大好き。)
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頑張ったおかげで早めに着いたこのキャンプサイト
気持ちいー場所を思いっきり堪能する
このコーヒーがまた旨いこと。
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そんな特別なキャンプには、大事に暖めておいた秘蔵っ子を
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お義母さんからのJAPANカレーは半年
宮西君からのアルファ米とスープは4ヶ月
寝かせて寝かせて、アンデスで美味しく頂きました!!!うまかった!!!


3日目、世界で一番美しいと言われる山を見に行く
名前はアルパマヨ峰

サンタクルスの谷から右に折れて、更に奥に入っていく
何故かツアーは真っ直ぐ谷を下り、早朝だからかここには誰もいない

対面には角度を変えたアンテソンラフのリッジがよく見える
32

2時間程奥に進むと、アルパマヨがその姿を現した
33
これが世界で一番美しい山

本当は逆サイドから見るのが美しいと言われてるそうだけれど、
その裏側を周るには所要10日間!
アルパマヨの右肩の滑るようなライン、うん、ここからの眺めも素晴らしい!

誰もいないBCは静まり返ってた
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画になる
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振り返っても、周りは全部山で
誰もいない朝、ここを独り占め
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歩きながら、今まで歩いてきた山の話を2人でたくさんした

初めて2人で歩いたのはエベレスト街道一ヶ月のトレックだった
初めてテントを背負って山に入ったキルギスの天山山脈
インドのカンチェジュンガではガイドのチリンが可愛らしくて
超長くてきつかったエチオピアのラスダシェンは二度は出来ないよねーと笑って
南米の山はそれぞれ違う表情を見せてくれた

2年半でこんなにも世界の山に出会ってこれた
登山はすっかり旅の一部になってきた

今、南米の旅が終盤になってきて
こうやって2人で自由に歩くのも、もしかしたらもう最後になるのかもしれない

自分達で好きな所にテントを張って
リュックにいっぱい入れたおやつで素敵なお茶タイムをして
夜な夜なテントの中で2人でおしゃべりする
そんな時間が何より大好きだった

素晴らしい景色を一緒に見て、苦しい事も共有して
もちろん上手くいかない事もあって
山は2人の時間をもっともっと濃く作ってくれた

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最後かもしれないなーと思うと、感慨深くて
いつまでもこの道を歩いてたくて、
歩きながら一瞬一瞬を大切にしようって思った

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じゃんぷ!

サンタクルスのトレッキングは完璧すぎた
アプローチも良くて、自分達でこんなに手軽に歩ける場所なんて早々ない
そしてブランカ山群の素晴らしい景色が間近に迫って
間違いなく今まででもトップに君臨するトレイルだった

どこで写真をとっても画になるから
この4日間で撮った写真は、なんと500枚だった!最高記録!!笑

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最後のキャンプ場は、標高も大分下がって川沿いの素敵な所だった
が!!!!
その環境のせいか虫が大量発生し、
蚊ではない、小蝿が気持ち悪いくらいうじゃうじゃと
そしてヤツらは蚊よりするどく刺してくる(蝿なのに!!)
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逃げても逃げてもまとわりつく大量の小蝿に、刺され
翌朝、痺れてパンパンに膨れ上がり痛みも伴って、腕が上がらないくらいになったのだ

ギャーーーー!!アンデス虫事情おそろしーーーーーー!!!


そして最終日、4日目早朝
終わってしまうのを惜しみながら
それでも歩ききるのって清清しくって

目的地のカシャパンパ村へゴーール!
ばんざーい
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振り返ればサンタクルス谷は緑の深い渓谷になっていて
この奥にあの絶景は隠れているのだ

カシャパンパ村は、開けた台地に綺麗に整備された畑が続く
小さくても可愛らしい村だった
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そこから乗り合いTAXIで向かうカラスの町への道のり
アンデスの山の中に切り開いた土地がずーーっと続いた
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サンタクルストレッキング4日間
50
2人で歩いたこの道のり、ぜーんぶが宝物なのです


これからも一瞬一瞬を大切に
しっかりと歩いていこう


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