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to the unknown ground

ゆっくり、あるきはじめよう。 はじめのいーっぽ!!

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Category: 海外登山

Mt.Aconcagua summit① 


2014.1.15-2.2 /19days

day1 メンドーサ(720m)→ペニデンテ(2500m)
day2 ペニデンテ→オルコーネス(2800m)→コンフレンシア(3300m)
day3 コンフレンシア→ミラドール(3830m)→コンフレンシア 【順応日】
day4 コンフレンシア→BCムーラス(4200m)



「アコンカグアに登る」

この実感が山に入る直前まで全く沸かないままだった
多分それはあまりにもこの山が自分にとって夢のまた夢だったから
まさか恐れ多くも自分が挑戦するなんて考えられない事だったから

たっぷりの食料を背負って出発した日
山に行くって言うより、なんだか観光に行くみたいな実感のないフワフワした気分
それでも前夜は緊張でほとんど寝れてない状態だったけれども


メンドーサを出てまずは山まで向かう事4時間
アコンカグアはチリに近いアンデス山脈の端っこに位置する
アコン全図

前もって手配したムーラ(荷揚用の馬)は登山口の手前のペニテンテで荷物を預ける事になる
寝れなかった分バスの中で爆睡したら、景色はあっという間に山だらけになった


降り立ったペニテンテはこんな所
①
冬季にはスキー客が来るそうなここは、数件のホテルがあるだけの僅か200m程の道路沿の場所
ポツンと下ろされて、山に囲まれてようやくここから始まるんだって気持ちになってくる

一見なーんにもないここだけど、今はアコンのベストシーズン
数件のホテルの中には登山エージェントが構え、ここを拠点に続々と出発していく
大所帯の登山ツアー客がデカイ荷物とおそろいのチームウェアを着てかたまってる
それを見たら否応なしに気が引き締まってくるのだ

私達が泊まったのは外れにある小さな山小屋風の宿
②
子猫が住んでる可愛らしい宿だった

指定されたホテルに行って、まず行うのは荷物の計測
依頼したインカ社は最大手らしく、常に無線連絡が入ったりとなんだか忙しそうだ
せっかくパッキングした荷物を解いて、食料とガス缶は別梱包にする
③


そして驚いた結果
持ち込んだ荷物は2人合わせて・・73kg!!!!

え?そんなにあったの!?
食料だけで30kg近いと言われる
多分これはさすがにサバ読んで多めに計られた気はするけれど(さすがにそんなに背負えない)
規定は馬一頭60kgまでなので、13kgは最初に背負っていく事にした

おっかしーな、そんなに重くないけれど、、
やっぱり日本から軽量食品を持ってこれない分どうしても食料が重いのだ
④

荷物を預けてほっと一安心
登山前夜のご飯はにゃんこと一緒
最後のベッドがこれまた気持ちよくって



ここから長い長い山篭りが始まる



1月16日
ペニテンテからインカ社の車で登山口のオルコーネスまで20分程乗せてもらう
ここが入り口
ここから始まるアコンカグア
⑦

登山口にある事務所
申請書を見せ、登山中のゴミ袋をもらう
⑤
ドキドキドキ

同乗してたのは南アフリカの女性
彼女はハイキャンプで高度障害になり、ヘリコプターで下山したものの
同じチームの仲間が登頂を目指してるので再びBCまで行って帰りを待つという
⑥


目の前にはいきなりアコンの姿が見えてる!!!
さすが独立峰、まだまだ50km以上先にあるはずなのに
いきなり見えちゃうこの凄さ
奥の白いのが南米大陸の最高峰だ
⑧

そして、、予想より白いか・・・
登頂の成功は天候次第、と言う程天気に左右されるアコンカグア
そしてその年の積雪量
運がよければほとんど雪がない状態と言うけれど、これはかなりキテいる気がする、、


⑨

入り口から小1時間程は整った遊歩道になって気軽に入れるようになっている
ドライブできた家族連れやカップルが沢山
景色はのんびりとゆったりとしていて
それなのにこんなに間近に南米最高峰のアコンが見えちゃう
なんて素敵なとこなんだここは!!

初日のキャンプ地はコンフレンシアまでは4時間程
そこまではこんな感じに穏やかな風景がずっと広がっていた

早速麓から荷物を頑張るムーラ達
⑩
がんばってうちの荷物も運んでね~


標高3300mのコンフレンシアのキャンプ地
⑪

アコンカグア登山中には2箇所メディカルチェックがある
このチェックで血中酸素の低い=重度の高山病、の場合は
次のキャンプ地へ進めない、もしくはヘリコプターで強制下山になると言う

最初のチェックはこのコンフレンシアだ
ここでは2泊する事が義務付けられていて
ほとんどがその間に4000m近いポイントまで行って順応日とする


翌登山3日目
順応の為に歩き始める
向かうのはアコンカグアの裏側、南壁が見えるミラドールまで

3300mのコンフレンシアではまだまだ元気いっぱいの私
今回の鍵はなんと言っても高所順応
7000m近い未知の世界へ行く為に毎日水をゴクゴク6リットル以上も飲む

ミラドールまでは登りが出始めて、そろそろ私の呼吸も怪しくなってくる
牛歩戦術はお手の物
焦らずゆっくり一歩ずつ登っていくのが順応順応

⑫

23

周りの景色は昨日とは一変して荒々しい山が出始めてきた
横を見れば氷河があるし、遠くから落石と雪崩の音が響く
車道のある場所からたった2日でもうこんな山深い所に来てしまった


歩く事4時間
ミラドール地点にて目の前にアコンカグアの南壁が現れる

⑬

これからあのてっぺんに向かっていくなんて
標高がここから3000mも上がるなんて信じられない
まだまだ遥か遠く先に見える頂は現実味がなくて
エベレストの時みたいに凄い山があるなぁって呆然と眺める景色

雲がかかって全景が見えなかったアコン南壁
この後天気は一気に崩れて雨がしとしと降り続けるのである

道中会った下山しているパーティーに「どうだった?」と聞くも
何組聞いても、皆口を揃えて「天候が悪くて下山した」と言う
BCより先の方向は黒い雲に覆われて当然雪になってるだろう
どれだけこの先は荒れてたんだろうか、、


土砂降りの雨の中
一回目のメディカルチェックの結果
SPo2(血中酸素)
和朗:85、美紀:88
平地通常値が95なのでまずまずの結果
これが70-80の場合は停滞
70を下回ると強制下山になるそうな

ごくごくと水を飲み続け、夜中のオシッコ地獄も幕を開け始め
順応は順調に登山4日目次の地へと駒を進める


天候は、、悪

進むに連れて黒くなっていく雲に朝からげんなりする
このコンフレンシア→BCムーラスまでは
全行程でも一番長い15kmの距離

前半延々にフラットな丘を歩く事5時間
その間に雨はしとしとと振り、幾筋も出来た川を渡渉して行く
目の前は真っ白でどこまで行けばゴールなのか分からないままに進む

⑮

やっと丘歩きが終わったと思ったら、ここからが始まる登り
一気に標高を1000mも上げていくのだ
勘弁して欲しいくらいキツイ・・・
歩いて歩いて歩く事9時間
BCは見えてからが遠い、コレ本当。


へろへろになって到着したBCプラザデムーラス
標高4300m也
⑯

26
テントには薄ら雪が積もっている
通常BCに雪があるなんて事はほとんどないらしい
なんてこったいツイてないね・・

ここのBCは世界で一番設備の整っているBCって言われているらしい
ぐるりと見渡すとまーまーテントの多いこと!!
ざっと100張以上並んでる
⑰

大型ドームの各エージェントの食堂テントがズラリ
キッチンの中にはオーブンが並んで熱々ピザがあって
ホットシャワーの小屋も並んでる
夜はどこぞのドームの中はクラブ状態で音楽がかかっていて
なんとインターネットも15分15USドルから!

何にもないはずの山の中は、お金を払えば何でも出来そうな気がしてきた

我が家はコチラ!
⑱

レンタルした高所用テントは荷物も沢山入って広々快適
⑲


さて、山の中で何を食べているのかと言うと・・
いつもは芋やら人参やらを持ち込む我らも、今回は本格仕様に

それでも3500m以下の低地では生米を炊いて具なしのコンソメだけの雑炊を炊き
新兵器のマッシュポテトにマヨネーズをぶち込んでエネルギーにして
日本から送ってもらった大事なパスタソースの素で2人で500gもパスタを美味しく大食いする

基本炭水化物のみな山生活
米・パスタ・マッシュポテトのエンドレスなローテンションなのである
⑳

あーでもいっぱい動いた後は何食べてもおいしいんだよね
明太子パスタの素、、最高に旨かったなぁ・・


夕方になってしんしんと雪が降り始めたけれど
どうもこの日はフェスティバルだったらしく、標高4000m超えてる場所なのに
生ギターを持ち込んだバンド演奏と超大型スクリーンで映画が始まると言う
度肝抜かれるパフォーマンスが始まった
21

22
さすが世界一すごいBCだ


雪は降ってどうなる事かと思った翌朝
すっかり青空を見せたBC
24

風もおさまって朝からヘリが頑張って荷物を運んでいる
25


これからがいよいよハイキャンプへ
ここまでは、アコンへの道のりの完全な序章にしか過ぎない

ピーカンのBC
27
後ろには真っ白なクエルノ山
やっぱり雪山には青い空が似合う


まだまだここからが本番
高所に負けずにどこまでやれるのか
意気込んで更に上へ上へ!!


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