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to the unknown ground

ゆっくり、あるきはじめよう。 はじめのいーっぽ!!

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Category: Kenya

ケニア国境越え(オモラテルート南下)②

国境越地図2拡大入り全部入り矢印入り写真入り



【4月8日(国境越え3日目)】

朝起きてみると、4WDが3台ここからロドワーに向かうという話になってた
トゥルカナ湖畔でロドワーはケニアとして最初の町
一つ手前のカラコルまでは一切道というものがなくて、ここから先にやっと車道が出てくる(といっても未舗装)

まさか三日目でロドワーまで行けるとは思ってもみなかった
まずはロドワーまで!!ここに行ったらなんとかなるさと思ってエチオピアを出たのであった


スタッフの他に地元民もみんな荷物をパンパンに詰める
この近辺では車はほとんど見かけない
恐らくはほぼこの教会関連の車と、軍や民間のものがほんの数台行き来をしてるだけなんだと思う
他のバックパッカーもお世話になってる車っていうのは多分この教会のものだろう

教会を去る時、牧師さんに寄付金を渡した
これだけお世話になってしまって、本当に教会の力がなかったら自力では辿り着けないルートだったと思う
感謝の気持ちを沢山込めて、何度も何度も握手した

このほとんど人が住まないケニアの僻地で生活するみんなへ
子供達と教会のみんながこれからも笑顔で暮らせますように


週に何度あるか分からないこの車にみんなが乗って
ロドワーへと突き進む


と出発して早々、4WDはタイヤ半分も埋まるヌカルミにはまった
2日前の豪雨の影響は色濃く色濃く残ってる
雨季の間中ずっとこんな事だらけなのかもしれない

みんな車を降りて、人の力で車体を押す
ヌカルミにはそこらへんの石かき集めて置いて、滑り止めを作る
抜けだした1台にワイヤーを張って、次の車を引き揚げる

全部が脱出出来た時には拍手と歓声が上がる


困った時はみんなで何とかするしかないのだ
本日も早速のアドベンチャーなのである


カラコルまでもざっと100km
あちこちで水没があって、木々が流されてる
茂みと荒地の中、車の轍なんて跡形もない

そんな中でドライバーは方向を知ってるのかガンガン走らせていく
改めて思うけど、チャリダーがここを走っているっていうけど
実際は方角すら分からない大野原地帯だ

挑戦してる人は過去にも沢山いると思うんだけど、、
ここを走るのは本当にハードルが高い事だと思う


土砂跡の道は更に悪化して、何度も大きい川になってしまった川を越える
10kg以上はある工具もワイヤーも飛び跳ねる程の悪路だ

みんなぶつけないようにとにかく必死に車にしがみついてるしかない
荷台では悲鳴をあげながらもちょっと楽しんでる私達
④


ボコボコ道を走ってたら、野生のラクダが沢山出てきた
ラクダってケニアにもいるんだ!!?
ちょっと違和感、すごい違和感

でもこれは完全に野生のラクダだった


カラコルに近づいてきてからは民家の数も増えてきた
といっても、相変わらずのワラの家だ
布一枚で身を包んでる人達が沢山生活をしてる


走り始めて4時間、お尻もそろそろ悲鳴を上げてる頃
今までで一番大きい川が現れた

①

近くの村人達はみんな歩いて渡ってる
その手前に4WDと、何台かのバイクが止まってる
おぉぉぉ、川だねコレ!!

これは行くっきゃない!!
水しぶきを上げて渡る4WD、おぉぉぉ頑張れぇぇ!!
②


車は勢いをつけて川に向かったものの、最後は荷台まで浸かる深さだった
それをみんなで一斉に押し上げる

ここでも歓声がおきた
あぁ、なんかこういうのっていい感じ^^

バイクもみんなで持ち上げる
③

渡り終わったらイェーイ♪♪
⑤


この時ばかりは現地人もみんな川越えの瞬間を携帯で写真に撮ってた
やっぱりすごかったのか、この川になってしまった川は…


そんなもろもろも乗り越えながら、4時間
ようやっとカラコルの町が見え、そこからは初めて見るケニアの土道が現れた



ロドワーが見えた時にはほっとした
あっという間にみんなはバラバラに解散して、ここから空路でナイロビに向かう人もいた


「君たちはどうするの?」って聞かれて陸路でナイロビに向かう事を伝えたら、驚かれた
うん、ここからでもナイロビはまだ遠い
ざっと500km以上はあるのだ


目指すナイロビは遠い
エチオピアからの国境越えは中々ハードな道のりだ


まずはロドワー!!そう目指してきたここまでは教会の皆さんのお蔭で無事にたどり着けた
ここまで来たらなんとかなると思ってたもんだから、ロドワーから先の事はよくわかってなかった

唯一知ってたのは、入国スタンプを「ロキチョキョオ」という場所で取るという事
ロキチョキョオはすぐ近くだとすっかり思い込んでたら、、なんとここから250kmも離れた場所だという

そんでもって地図で見てみたら、南スーダンとの国境
スタートしてきたトドニャンのすぐ近くまで戻らなきゃいけないって事だった


これは想定外!!
そうか…国境でしかとれないからまた上まで行かなきゃいけないって事なのね!!


でも何とかここまでこれてやり切った感に溢れてたウチラ
どーにかならないもんかと地図を眺めてたら
更に南のウガンダ国境でスタンプが取れるよって情報を町の人から聞いた


ロドワーからナイロビへはキタレという町を経由しなければならない
そのキタレから西へ向かえばウガンダ国境のブシヤがある

ここで北に戻るのなら、南に向かうしかないでしょう!!


慌ててバスチケットを聞いてみると、30分後にキタレ行のバスがあるっていう


ここまでの大移動でちょっぴりヘロヘロになってたけど
そのまますぐに荷物を担いで夜行バスに乗る事になった

ロドワーにて
初のケニア食事♪
⑥
ケニアの主食、ウガリ(トウモロコシ粉を茹でて蒸したもの)は
もちもちしてて葛餅みたいに甘くて食べやすい


ケニア最初の町、ロドワーには物資が溢れてた
久々に見る冷蔵庫に入った飲み物
通りのあちこちに商店があって、大きな銀行もある
まだまだ小さな町には変わらないんだろうけど、それでもアルバミンチ以来町らしい町はお久しぶりだ

うん、アルバミンチからここまでこの間400km近くの間には
緑と赤土の水平線があって、人々は水道と電気がない場所で、素朴な家々で暮らしてたのだ
本当にそんな世界が広がってた400kmだった


立派なバスに乗ってエジプト以来の夜行移動だGO!!
⑦


って安心したのも束の間
この夜行バス、今までの夜行バスの中でNo.1辛い11時間だった
理由は未舗装
荒地を乗り越えた4WDよりはずっとマシだったけど、この酷い揺れは夜行ではありえない
ほとんど寝れない11時間の長旅だったのだ…
途中でキリンを何度も探したけど、、やっぱりキリンはいなかったョ




【4月9日(国境越え4日目)】
久々の夜行に揉まれ、寝ずにここまで来たら
今がどこで何日たったのか良く分からなくなった

キタレに着いた明け方に、すぐさまミニバンの運ちゃんにブシヤ行に乗せられた

ぼーっとした頭で揺られる事5時間
バンはウガンダ国境の町、ブシヤに到着した

ド快晴に晴れあがってる空、気温もガンガン上がってる
ようやくここまで来れたんだーーーー!!
ってかひょんな事からウガンダの近くまで来ちゃったよーーー!!

⑧

⑨
大きなバスも沢山止まってる
ここからナイロビまでは一本で行けるそうな
そんでもってウガンダの首都、カンパラまでも一本だ

正直、ケニアに着いたんだって実感がここでようやく湧いてきた
久々に活気ある国境の町


なんとーここまで激しい国境越えだった事か
連続移動で体に頭が付いて行かず、未だ頭の中はエチオピアアボカドジュースなままである

本当はここからその日のうちにナイロビに行けそうだったけど
さすがに一泊してゆっくり休息をとってから向かう事にした

ターミナル前で宿を決めて
そのまますぐに国境イミグレに向かった


ここで入国した訳じゃないのに果たしてスタンプはくれるのだろうか
…ドキドキ


宿から歩いて5分の国境で入国の用紙を書く


聞かれた事は

「どこ行くの?」 ナイロビ。
「なにするの?」 観光。


終わったーーーーー(笑)
あっさりポンと押されるスタンプ
拍子抜けするぐらい楽勝すぎた


ロキチョキョオでもこれぐらいあっさりな話なのかもしれない
いやー、でも違う国境から来たのに
スタンプ、簡単にもらえちゃうもんなのねぇ
これまた初体験の話

聞けばあちこちで入国はスタンプもらえなかったとか、出入国両方ともスタンプなかったとか
色々聞くけど、、そんな国も実際あるもんなのだ


国旗が撮れなかったので
ケニア柄した国境の門によじ登ってみる
⑩


うぅーーん、この陽射し!
ばんざーーい
国境越えは無事完了だっ
後はナイロビまで行くだけじゃっっ


国境通りには立派なスーパーがあった
エジプトでもなかった品揃え
家電もアイスも何でもある

やるなケニア!!!

ここでケーキを発見した白飯
まずはお疲れ一杯、牛乳とケーキで乾杯をする(かずは牛乳が大好物である)


裏の野菜市場には果物も、ヴィクトリア湖で取れた魚も沢山売ってた

⑪


ビタミン不足の体に、初めてのパッションフルーツジュースを飲んでみた
これまた最高に旨し!!
アボカドシックだったけど、パッション見つけたよ!パッション!!


汗かいた服達もガッツリ洗濯して、しっかり休息を取ろう
あぁ、電気がある宿ってすごいね本当!!



翌日、のんびりしてから夜行でナイロビに向かった

後ちょっとだぜって思いながら出発したら、なぜか深夜にバスは故障して5時間の停車
真夜中の大修復を経て、バスは更に遅れる

予定9時間の所…

なんと20時間かかって大都市ナイロビへ到着した


途中眠りこけてる間に、初の赤道を越えて
ここはもう南半球なのだ

そんでもって途中民家がある普通の草むらで
シマウマを発見した!!!
野良シマウマじゃないかっっっ!!!!

感動の瞬間!!
ライオンキング見て予習しておいてよかったーーーー!!
ハクナマタターーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!



ジンカを出てから6日間
怒涛の、奇跡の国境大移動はこうして無事に目的地まで辿り着けた

最後ナイロビでドシャ降りにやられ、ずぶぬれになりながらようやっと宿に着いた
身も心もへろへろちんである

でも、かつてない充実感
エチオピアからここまで来れたよ!!!


モヤレからも24時間でナイロビに向かう事が出来る
でも、この未知のルートを通り抜けてきた
本当に感謝の出会いと面白い面白い道のりだった


ばんざーーい!!ナイロビ到着!!
フライト、4日前に余裕の到着っっ

しばし快適な宿でたーーーっぷり休息するぞーーーー♪





*************************

【オモラテルート旅情報】
・ジンカ→オモラテ 火・土に直通のバス有(90B)
 途中村にも停車はするが、座席の確保は厳しい為ジンカから乗った方がいいと思う
・オモラテ
 ビザは発券しない、アディスアベバでの事前取得要
 出国スタンプは村の手前のパスポートコントロールにて
 宿は数軒あるが(100B前後)、自家発電が通ったり通らなかったり
・両替について
 ケニア側はロドワーまで一切両替箇所なし
 レートは悪いが(1000Ksh=250B)オモラテの商店が最後の両替ポイント
 ケニア側はロドワーが最初のATMポイント
・オモ川カヌー
 人:30B、荷物代込みで1人50Bで行ってもらった
・オモ川越え後~カラコルまで
 公共の乗り物は一切なし、道路なし、宿なし
 トドニャンのセントポール教会まではTHE・民族集落があるのみ
 軍施設か教会で車が見つかれば良いが、なければ徒歩で歩くしかない
 飲み水はトドニャンにて分けてもらえたが、その後商店等もロアレンガクまでは全くない
 もしヒッチが出来ない場合は野宿+歩く覚悟で最低3日分の水と食料があった方が良い気がする…
・トドニャン、セントポール教会
 別情報でチャーター料金を設定して車を出してもらえるという話も聞いた
 ただしその日に車があるかどうかは不明
・カラコル~ロドワー
 公共バスはここから通ってるとの話、本数金額については不明(道路未舗装)
・ロドワー~以下公共バス
 ロドワー→キタレ 1000Ksh
キタレ→ナイロビ 600Ksh
 キタレ→ブシヤ(国境スタンプ取得可) 500Ksh
ブシヤ→ナイロビ 1000Ksh(数軒バス会社があるが、値段が1000~1800とバラつきあり)
  ここで初めてのパスポートチェック、スタンプ取れといてよかった! 
・南スーダン国境、ロキチョキョオでもスタンプ取得可だがロドワーから片道5時間
 宿泊を考えると少しでも南下してブシヤで取得する方が道も良いし楽だと思う


私達は事前に南下徒歩越えの情報を聞いてこのルートを選んだ
実際には教会スタッフに出会い、オモラテからロドワーまでは全て彼らに助けてもらってこれたけれど、
彼らの協力なしには雨季のこの時期に歩いて越えるのは本当に厳しかったと思う

安易にこのルートが面白いよとはおすすめは出来ない
そして、教会を頼りに行けるよとは絶対に言えない

彼らは僻地に教会と学校を作って活動をしてるだけであって、交通の便を図ってる訳ではないので…
このトゥルカナ湖西岸に住む人にとっても教会活動は大きく貢献して地域に根付いてるんだなって事を実感しました
もし万が一彼らのお世話になったら、少しでもいいので寄付を渡して欲しいなと思います


私達がこうしてこれた事をここに記録として残しておきます
ここで得た出会いと経験と景色は、本当に本当に素晴らしいものでした!!
2013.4

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